- 矢崎雅之
会社が大事にすべき人の順番とは
2018年1月の週刊ダイヤモンドに、法政大学の坂本光司教授の
「いい会社」についての記事がありました。
約8,000社の企業経営を見てきた坂本教授の指す「いい会社」とは、
手短に言えば「人をとことん大切にする会社」のことです。
私も間違いなくそうだと思います。
坂本教授が持続する「いい会社」に共通する経営の10個の特徴を
挙げておきます。
1、人を大切にする経営を実践している
2、価格競争ではなく、付加価値競争経営を実践している
3、年輪経営を実践している
急拡大、急成長は求めない
4、他に依存しない、自主自立の経営をしている
5、ある分野に特化せずバランスの良い経営をしている
6、ワンマン経営ではなく全員参加型経営をしている
7、何も隠さないガラス張り経営をしている
8、情報発信力の強い経営をしている
大きな市場に挑戦する広域商圏企業
9、好不況にかかわらず、人財の確保と育成に注力している
10、成果主義にこだわることなく、大家族的な経営を実践している
以上の10個です。
人を大切にするといっても、甘やかすということとは全く違います。
会社にとって一番大切なのは、「顧客」ではない。
会社にとって大事な順番は
1、「社員」
2、「関連企業・取引先・下請け先」
3、「顧客」
私はこう思っています。
(参考:週刊ダイヤモンド2017.12/30・2018.1/6号)
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